100円ショップのロウソクは使い物になるか?

 「キャンドル・ランタン」に使用できそうなカメヤマロウソクとダイソーにあるティーライトティンの比較をしてみた。値段の違いは、本当に品質の差に直結しているのか?  100円ショップ・ダイソーのロウソクは、カメヤマロウソクを超えられるのだろうか? なんてね。
 結論から言えば 100円ショップ侮りがたし。十分に使える事が判っただけでも収穫だったと思う。これで安心して 100円ショップで購入出来るってこと。ってか、カメヤマロウソクの方は、近所のどこの店舗にも置いてなくって、わざわざ通信販売じゃないと手に入らなかったんで、そういった意味でも 100円ショップ様々なんですけどね。だからわざわざ両方を手に入れてでも比較してみたかったの。
 とは言っても、 全てが良い品である訳では無くて、そこはやはり 100円ショップかなぁって由縁ですかねぇ。

 先ずは、比較対象の基準となる「カメヤマローソク」のティーライトティン 50個入り。素直にアマゾンで購入。この商品を家の近くの店で見た事は、有るような無い様な。おそらくは「無い」と思うんだけど。
 実のところアロマテラピーとかアロマオイルとかに、それほど興味がある訳ではなくて、それでも、ほれ。陶芸とかをやっているものだから「茶香炉」とかを目にする事が有る訳です。だもので、まるっきりの「無知」って訳でも無いのですけど。レモングラスとかスペアミントとかは、もはや庭で雑草と化しているものだから、ハーブの知識としては、とりあえず「有る」って感じでしょうか。
 この商品はマレーシア製ってことなので、厳密には日本製とは質が異なるんだそうですが、ここではあまり気にしない事にしましょう。って、それじゃカメヤマローソクにフェアじゃないかもしれないですけどね。

 でもって、こちらが「侮りがたいダイソー商品」である 100円ショップのティーライトティン。この商品と他の商品がダイソーの売り場にあれば、迷わずこちらを買った方が良いかもしれないって感じでしょうか。僕なら、絶対にこちらを買うけどね。
 箱の中にはロウソクが 15個入っており 1個当たりのお値段は税込みで 7円と言う事になります。コストパフォーマンスは抜群って感じです。
 公称の燃焼時間は「3時間」ということで、カメヤマローソクの「5時間」には及ばないのですが、実際に火をつけてみた所「4時間弱」は十分に持ちました。一方カメヤマローソクの方はぴったり「5時間」でした。さすがカメヤマローソク・ブランドは伊達じゃ無い。どうやら品質管理に手抜きはなさそう。
 
 
 
 そして、こちらが「残念なダイソー商品」で、やっぱり 100円ショップだよねぇって感じの商品。
 箱の中にはロウソクが 15個入っているので 1個当たりのお値段は税込みで 7円。値段的には同じなら、ちょっとでも良い品の方がお得に感じるのは当然のことでしょうし。
 こちらの商品の公称の燃焼時間は「4時間」先の商品と大きさに殆ど違いは無いので、だいたい「4時間」というところなのでしょう。もちろん気温とか、無風状態において、とかの条件にもよるのでしょうけども。

 どこが残念なのかってのは僕の主観であって、他の人には大した問題じゃないのかもしれないが、ひとつづつ違いを挙げてみよう。
 
 
 
 カメヤマローソクの商品における「こだわり、その1」が「カップの縁」で、予め折り返してあるので、指を切る恐れが無く「安全」ですって所がある。
 
 
 上の画像は、どちらもダイソーの商品だが、右側の商品には「縁の折り返し」があるけれど、左側の商品には無い。左側の商品でも、一応、バリは取ってある様なのだが、指には、ちょっと痛いかな。
 さらに縁に折り返しがある事で、カップの変形に強い点がある。これは副次的な性質かもしれないけれど、カップをキャンドルランタンにセットした際にカップ押さえの力でカップが歪むことがない。大した問題では無いかも知れないけれど。

 カメヤマローソクの商品における「こだわり、その2」が「カップの底」で、芯を受け止める窪みがあるので、燃焼中に真ん中からズレないので「安全」ですって所がある。
 
 右の画像。こちらも両方ダイソーの商品だが、右側の商品には「底に窪み」があるけれど、左側の商品には無い。
 残念ながら芯台の大きさは窪みの大きさよりも小さいので、カメヤマ商品の様に「真ん中からズレない」って事には及ば無いのですが、窪みの中に収まるので中心から大きくズレる訳でも無い。

 この二つが同じダイソーの商品であるけれど、片方を、とっても残念な商品にしている。カップの縁は、直接手に触る部分なので、割と直ぐに気がつくと思うし、箱の外から見ても注意すれば気がつく部分でもある。
 万が一、縁のバリを取り忘れていたら指を切ることもありえるだろうから、小さな部分だけど使う身からすると大きい様な気がする。

 ロウソクの大きさの違いは燃焼時間の違いに現れる。左がカメヤマの商品で、ダイソーの商品に比べて背が高い。
 
 
 
 
 どちらの商品も直径は変わらないので、商品の中身を入れ替えてみると、これだけの差がある。この「高さが」公称「5時間」と「3時間」の差なのだ。
 
 
 ダイソーの良い方の商品と、カメヤマローソクの商品を比べてみても、たしかにカメヤマローソクの方が、燃焼中に芯が中心からズレる可能性も少ないし、個々の商品ごとの燃焼時間にしてもバラツキは少ない様だ。

 ただ、キャンドルランタンとしての使い道で考慮すると、停電時に、そんなに長いこと起きているとも思えないので、5時間も3時間も実は大した違いじゃなかったりする。
 例えば夕方、午後 6時からロウソクに点火したと仮定すると、カメヤマローソクの方は夜中の 11時迄点灯し続けるけど 100円ショップの製品は午後 9時過ぎ迄しか点灯していないって事。まぁ良くても午後 10時前には消えてしまうだろう。ただ、別に何もする事もできない停電の夜に、いつものような感じで夜更かしする人もいないでしょうって事なんだけど。

 どちらの商品にしても、燃焼中に嫌な臭いも出さなかったし、ススも出なかった。所詮はロウソク1本、明るさに大きな違いがある訳でも無く、時間を通しても、炎の大きさに違いが出る様な事も無かった。インターネット上では、オイル入りキャンドルでは悪い評価も見るが、パラフィン以外に何も入っていない普通のロウソクでは、それほどの違いがあるわけでは無いらしい。

 ただし、残念な方の商品は、主観的に見て炎の大きさが他の二つに比べて一回り以上も小さい様な気がした。だから、これを灯りとして用いようにも少々心もとないので、結局いくつものキャンドルを立てる必要が有る。侮りがたい方の商品とカメヤマローソクは、メインの灯りとして用いるには暗いけれども、1本でも廊下や階段の誘導灯としては十分に働いてくれる。それこそ 100円ショップ「侮りがたし」で、ある。勿論、目が闇に十分に慣れている状態で、なのだけど。

 100円ショップ内にもパームヤシの植物油100%の商品もあった。そちらは 8個入りだったので 1個の価格では 13円となる。燃焼時間は「4時間」とのことだった。他にも、色付きのキャンドルで 10個入り、長時間 8時間使用できますというのは 4個入りだったし、商品によっては値段的にもカメヤマローソクと変わらなくなる物もあるだろう。燃焼時間等を考慮すると、実質的にはカメヤマ商品の方が安くなるのかもしれない。
 

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2 Responses to 100円ショップのロウソクは使い物になるか?

  1. 蝋人形くん says:

    非常におもしろい比較ですばらしいです!
    ずっと気になってたのでこのような実験をわざわざしてくれてありがたいです。

    ちなみにカメヤマのティーライトティンは無印良品でも扱っていますよ。
    ライセンス生産かもしれないので名前は出てないかもですが。
    あとカメヤマはマレーシアとベトナムに工場があるみたいですが、どちらも日本の工場と同工程・同原料(日本からパラフィンを輸出)の製品で、性能には全く差はないそうです。

    そういえば100円ショップのキャン☆ドゥには他メーカー名義でのカメヤマローソクが売っていました。10個100円でしたよー。

    • tatckun says:

      >> 蝋人形くん  さん
       コメントと情報をありがとうございます。m(_ _)m
      宮崎市内に「無印良品の店」って、たしか市内中心部に1箇所あったかな? ってな感じなので、探してまで買うのはちょっと… って感じでしょうか。f(^-^;)
      だから、どうしても近所にある100円ショップの商品を比較してみたかったんです。
      ありがとうございました。(^-^)/

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