いのちをつないだワンコ

 昨日、いつも月末に見ている、ここのリンクでも紹介している「いつでも里親募集中」でやっているのを気がつきました。トップページから飛べる先で開催していた「いのちをつないだわんにゃん写真コンテスト」に小町の写真を投稿しました。
 ちょうど今月末が応募締め切りだったので、これも何かの縁かもって思い「あきたこまち」で投稿してみました。もしよろしければリンク先から見てください。

今回投稿したのは、次の3点。

  

「並んで散歩」「縁側でお昼寝」「菜の花と桜吹雪の下で」

 秋田犬である小町は、ご覧の様に大型犬というよりも限りなく中型犬に近い体格で、小型犬に限りなく近い中型犬のビーグルミックスのアリスと比べて、やっぱり大きいかなと感じる程度で体重も 1年過ぎた今でやっと 24kgと、雌の標準的な体重と言われる 36kg〜42kgから比べると 2回り程も小さいです。(雄は 44〜56kg との事)

 おそらく 1歳を過ぎても売れ残った小町がブリーダから繁殖犬にも回されずに放出されたのは、この秋田犬にしては小さすぎる体格が理由だと考えられます。繁殖させても秋田犬の本流にはなれないのでしょう。引き取った時の体重は 18kgにも満たなく、見た目では判らなくてもさわると肋骨が浮き出ているのが掌に感じられ、脚腰の骨にも全く筋肉を感じる事が出来ませんでした。
 その後しばらくの間も走る姿は頼りなく、まるでウサギのように飛び跳ねる様な感じでしたし、乗用車の荷台にも飛び上がる事が出来なかったくらいです。それまでどれほど運動量が足りなかったか容易に想像出来ました。

 それでも秋田犬らしく気だけは強く、引き取って1週間程はうなり声を上げる、散歩時も先を歩いて引っ張る。隣近所の人にも威嚇する。一月間は道行く人にも犬にも吠える。それまで家犬としての基本的な躾も全くされていない上に、回りの環境に慣れさせるのも、ちょっと大変な思いをしました。しかし、これも先住犬であるアリスが、大人しく波風を立てない様な性格だったから丸く収まっていた様な感じです。
 引き取った翌日に身体をシャンプーしたら、暴れる暴れる。とにかく大騒ぎでした。唸って威嚇はされましたが、 根は臆病で優しい犬。さすがに咬みつくことはしませんでしたが、それでも自分の体中は引っ掻き傷だらけで、血だらけならなかったのは幸いでした。

 実質的に大人しくなり始めたのは 1週間目いつまでも唸るのを止め無い小町に業を煮やし、半分力ずくで強制的にひっくり返して腹をなでた時からでしょうか。近所の人に慣れるのに 1ヶ月、まわりの道行く人に吠えるのも少なくなる迄に 2ヶ月でしたから、新しい環境になれるのにそれくらいかかったのでしょう。
 散歩の時は、自分の前後ろと勝手気ままに歩かせていますが、引っぱり癖だけはきちんと矯正したので、今では近所の小学生にリードを握らせても安心して散歩を任せる事ができるようになりました。性格も穏やかになって表情も丸くなったねと、当時を知る犬友達からも言われます。

 秋田犬って、こんなに大人しいのですかと、知らない人からも尋ねられます。今では笑い話ですが、最初の頃は仲の良かった犬友達も怖がって近づかなかったくらいですから、小さな子供が多いので近所の人からも本当に大丈夫かとかなり心配されたものです。
 確かに闘犬用として檻の中でストレスのかかる飼い方をすれば、世話をする人さえ噛み殺してしまうこともありましたが、本来は人の良き友人として信頼のおける、大人しく寛大で優しい犬種なのです。時おり発生する痛ましい事故が秋田犬を酷く誤解させている様な気がします。

 映画の「わさお」君が秋田犬の誤解を晴らしてくれれば良いのですが、自分も、機会ある毎に一般の人が持っている秋田犬への偏見を解く手助けができたらいいなと考えています。

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