Lion は Retinaディスプレイへの下準備?


 アップルから Lion と新製品が発表されてから、約 10日間。実はまだ Lion にアップグレードしていない。にも関わらず、つらつらと、これからのマックの行く先を勝手に空想してみた。
 特に興味を引いたのがキーワードはフルスクリーンアプリケーションとThunderboltディスプレイ。これを元に上記の仮説を立ててみたって訳だ。
 
 ていうか。これは勝手な想像だけど、しごく当然の話だよねぇ。
 MacBook の小さな画面でも iMac の大きな画面でも同じ様に使えるっていう事を目的とするならば、フルスクリーンアプリケーションで画面サイズに応じて見かけ上の文字サイズを等しくするために、文字表示サイズを解像度に応じてリニアに変更させる技術を応用するだろうってことになるよね。
 やはり人は、例え画面上であったとしても、結局の所は印刷物と変わらない表示品質を求めている訳で、世の中に見やすく読みやすくなる環境を否定する人は誰もいない訳で、紙の様な品質のディスプレイも作ろうとしている所からも、表示が紙に取って代わる、おまけに簡単に書き換えが可能となる電子的な表示装置を求めている訳でしょう?

 そして、その最初の一歩がフルスクリーンアプリケーションで、その次に Mac用の Retinaディスプレイという訳じゃないのかな? その時は SONYの VAIO Zみたいに GPUを分離してディスプレイの中に内蔵するかもしれないね。そうであれば発売中の MacBook Air でも何も心配することもなく接続する事ができるし、メインのRAMが横取りされる恐れも無くなるだろから。それに Retinaディスプレイ用の膨大な画面用の RAMを通常使わない MacBookに搭載する必要もなくなれば電気の無駄使いも無くなるから、考えられない事では無いでしょう?
 Retinaディスプレイを違和感無く実現するためにフルスクリーンアプリケーションなんだと思う。あるいは逆で、より快適なフルスクリーンアプリケーション環境のために Retinaディスプレイを用意してくるのかもしれないけれど。

 ミッションコントロールは、元々フルスクリーンアプリケーションを切り替えるためにあるのではないのだろうか。それぞれにアプリケーションには、それぞれ使いやすい最適な表示やアイコンの大きさがある。モバイルとディスクトップの二つの異なる作業環境を違和感無くつなぐための準備が Lion の存在理由であり、レガシィユーザインタフェースとネオユーザインタフェースの橋渡しをする働きをもったものなのかもしれないと感じた。
 モバイル環境とディスクトップ環境では求められている物は当然違う。しかし、やりかけの作業は、全く同じ様にして一連の続き作業として継続したい。パソコンはマルチタスクできるけれど、人はそう簡単にマルチタスクできる訳じゃない。しかし、調べたり、メモしたり、一つの物を作り出すために、実に色々な事をする。それが瞬時にできる環境こそが理想なんだ。

 MacBook と Thunderbolt Display の組み合わせは、究極のドッキングステーションだという。確かに LEDバックライトスクリーンが表示する 2,560×1,440ピクセルの高解像度は、27インチ iMac や シネマディスプレイと同等だ。ケーブル 1本で、外付けの大容量 HDDや DVD, スキャナ付きの複合機プリンター等をつなげて、色々な周辺装置と一緒にドッキングさせる事が出来る。
 さらに、この上の解像度を持つ Retinaディスプレイに GPUが内蔵になったなら、あたかも画面自体が PSプリンタみたいにインテリジェンスになってくるのかもしれない。その頃には見た目の大きさが変わらなくなってくるので、画面解像度と言う言葉が無意味になってくるのかもしれない。
 もともと Macの場合、ディスプレイポストスクリプトという技術で、その準備は NEXT STEP が出た初めのころから用意は出来ている訳だし、いつでも実用化に向けて進めて来ているのかもしてない。以外とハードの環境とまわりの状況が揃えば、いつでも号令をかけられる状態なのかもしれないね。

 ディスプレイ・ドッキングステーションにつないだ外付け HDD から起動して iTunes ライブラリや iPhoto ライブラリとの同期だってできるだろう。iPod や iPad に移した後は、いつもいつも全てのライブラリをパソコンと共に持ち歩きたい訳じゃないし。常日頃使っている訳ではなければ、外付け HDD 自身がオリジナルでありながら、そのままバックアップファイルと同等の意味を持つ訳だし。

 作業中のデータ同期が簡単にできるのが iCloud の存在意義だと思うし。モバイルの狭い画面とディスクトップの広い画面では作業効率は違って当然だけど、やりたい事の基本は同じなら、全く同じ様に作業出来なければ意味が無い。アップルは、既にその環境作りを始めた。そして Lion を出した所で、やっと入口に立ったのかもしれない。な〜んて考えてみた。

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