最後の MOドライブ

 今の時期 MOドライブといって、どれだけの人が分かるのだろう?

 多分、ほとんどの人が分かんないんだろうなぁ。最後に生産停止になって、わずか 3〜 4年くらいしか経ってないと思うんだけど、あっと言う間に消え去ってしまっていたねぇ。国内では市民権を得られなかった Zipよりはマシだろうけど。ほんの 10年くらい前までは現役バリバリ、普通一般に使われていたはずなんだけど、今じゃ USBメモリの方が大容量で使い勝手も良いしねぇ。とは言っても僕のところにも未だに使っていない 128M, 230M, 640Mの MO媒体がゴロゴロしているんだけどさ。あ!? まだフロッピーも残ってるか。

 MOの利点ってのは、ひとえに保存性が良いってことだったよね。たしか 100年ほど楽に持つんじゃなかったかしら。媒体が丈夫なケースに入っているってのが手軽で USBメモリが一般化するまではデータ交換に利用するのに一番便利だったんだ。読み書きするのに特別なソフトは必要無いって所も手軽さの理由だったと思う。CD-Rも便利だったんだけど書き込むのにソフトが必要だったからね。もっともドライブに無料ソフトで付いて来たから普及も消滅もそれだけ早かったか…
 それに何度も書き換えが可能な記憶媒体で、磁石を近づけても大丈夫な奴って他には USBメモリくらいなものでしょ? 磁石って、ホント事務所内には普通に溢れ帰っているからねぇ…

 当時は半導体メモリは高価な商品の代名詞だった。つまり USBメモリが、ここまで急速に安くなる予定じゃなかったんじゃないのかな。8年ほど前の USBメモリは 32Mでも 1万円以上もしてたもの。その後、アップルの iPod shuffleや nanoの影響も有って加速的にフラッシュメモリが安くなっちゃったから MOの製品寿命の方が先に来ちゃった。寿命って 10年もあったのかしら?
 そうだなぁ 128Mから数えれば 10年以上は有ったのかも。仮に 1996年から 2005年までって仮定したら、もう少し前の年からだろうから。多分 1990年には既に商品化されていたような気もするから MOドライブの製品寿命はなんとか 20年くらいは有ったのかも知れないね。

 一応 USB2.0に対応したポータブル MOドライブってことだけど USBバスパワー対応って事の方が重要かな。一応昔にも USB2.0に対応した外付け MOドライブってのは存在してたんだけど USBポートから供給される電源で動作可能ってのは無かったんじゃないのかな。(消える寸前のモデルでは有ったかも?)
 「ACアダプタなどの外部電源は不要ですので、ケーブル一本でパソコンと接続できます。」って所が新しい。ってか、そうじゃなきゃこれから使いたいって人にも、不便でしょうがないだろうなぁ。ACアダプタって本当に面倒なんだもの。コンセントがいるし、場所もとるし、一緒に保管するにも面倒だし。

 我が家には IDE接続の内蔵型 MOが 2台ある。もともとは外付け MOだったんだけど、マジで ACアダプタってのが面倒でね。あまりに面倒だったもんで分解してタワー型マシンの中に組み込んじゃったんだ。
 片方が 230M対応で、もう片方が 640M対応。1.3Gのギガモ対応は媒体自身を持ってないから不要だけど、う〜ん。なんか 39,800円ってのは微妙だなぁ。「そこまでして欲しいか?」ってことでね。

 全てのデータを USBメモリに移行させておけば問題はないし、そっちの方が容量もでかい。例えばスピードを求めなきゃ 16Gの SDHCカードだって 2,000円しないご時世。カード 1枚で 640Mの MOが 32枚分ってことだから「どっちが便利か」なんて考えなくても分かりそうな物だしねぇ。それよか、とっとと外付け HDDの中に保存した方が手軽かもね。ボータブル HDD用に 6,000円も出せば、手持ちの MOは全て記録できちゃうんじゃないのかな?

 う〜む。ってことは、我が家の棚の中で使わないまま溢れかえっている MO、そろそろ全部ひっくるめて処分すべき時期なのかなぁ… この先 10年後にはドライブが機械寿命を迎えて、世の中に MOを読み取ることができる装置が全く存在しなくなる可能性が高いわけでしょう。

 それにしても、保存性が一番悪いのは DVD-Rだねぇ。酷い物になると半年くらいで読めなくなるし、国内製品を使って記録したのも、早い物で 3年ほどで読めなくなっている。友達が 6年前にアリスがまだ子犬だった頃をビデオに撮って DVDに焼いてくれた物が、それから 2年後には既に読めなくなっていた。それよりもずっと前に撮っていた VHS(15年ほど前の映像)の方が、ちゃんと見れるんだよな。そりゃノイズは多いんだけど内容は判る。

 およそ 10年ほど前 MOと同じ位の時期に記録した CD-Rも既に何枚かは読めなくなって来ている。外国製の安いものを使って記録していた物は、ほぼ全滅に近い。そう言えば HDDだって早い物は5年ほどで寿命を迎える。我が家には使えなくなった IDEの 250Gが、いったい何台転がっているだろう。そういった意味では、記録性や保存性では未だに MOを超える物は無いのかもしれないな。
 そういえば USBメモリにしても、ある日突然、本当にいきなり認識しなくなった 4Gと 256M、512M、あぁ 2Gの SDカードもあったな。それぞれ転がっている。買った日も、メーカーも違うから、関連性は読めない。本当に「突然死」って奴だ。そう考えると、信頼性は USBメモリが一番悪いかもしれないな。

 結局、どうするのが一番いいのだろうか。我が家にある MOで保存しておく必要性のあるデータって全くと言っていいほど無いので、処分することには問題は無いんだけどね。
 そうっいった意味で、我が家で一番大事だと言えるのはリッピングした音楽データと、デジカメの画像データだな。代わる物が無いという意味ではデジカメデータの方が重要か。問題は、それをどうやって保存するか、だよな。数年おきに何台もの HDDにバックアップをとっておくのが一番なのかもしれないけどね。

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