犬との風呂を楽しむ

 今度のゴールデンウィークを利用して沖縄に行く。実に 20年ぶりの沖縄訪問である。もちろん二匹の犬も連れて行く予定。二匹にとって初めての飛行機への搭乗体験となる。それで先日、小町とアリスを洗った。もっとも 1ヶ月毎に繰り返す予定作業の一環なのではあるけれど。
 旅行の前に犬を洗っておくのは最低限のマナーであると僕自身は思っている。飼い犬を不特定多数の人々が集まる公共施設に連れ込む事になる訳だから、他の利用者や荷室まで運んでくれる担当者に、少しでも不愉快に思われないように配慮するのは当然の事だと考えるからだ。

 およそ月に 1回の繰り返しの行事。最近では、アリスと小町の二匹とも体を洗う間、とても大人しくしてくれる。特に小町に関しては 2年前に引き取ったばかりの時、ものすごく大騒ぎになって僕自身の体は傷だらけになってしまった頃を思うと「雲泥の差」とでも言えるような…
 もちろん小町が急に大人しくなった訳では無く、一緒に暮らしてきた 2年間の間に飼い主である僕との信頼関係を築いた結果、小町自身が僕に何をされても害は無いと考えてくれるようになったからでもある。

 その上で犬の体を洗う事を、一緒に素っ裸になって体を洗う僕自身が「負担で面倒な事」だと考えず「楽しい」と考えるようにしている事が、二匹の心に与える影響として大きいのだと想像している。
 実際、犬の体を隅々まで触って調べる事ができる機会は「体を洗う」時間を置いて無い。もちろん日頃から、体のどの部位を触っても犬自身が逃げたり怒ったりしないように訓練してはいるけれど、毎回ゆっくりと全身を触れる訳ではない。ある程度は仕方ないと考えている様子ではあるけれど、やっぱり不愉快らしく直ぐに逃げてしまうから、どうあがいても逃げられない風呂場の中では、とにかく大人しくじっとして早く済むのを待っている様でもある。

 どちらかというと二匹とも嫌がるどころか、体を洗う間は協力的でさえ有る。体の片側をスポンジでゴシゴシ洗っていると、自からクルリと半回転して反対側を向けてくれる程なのだ。
 洗うのは、小町は約 1時間、アリスでさえ 30分はかかるから、そうやって洗って欲しい体の側面を向けて協力してくれると僕自身にしてもとても助かる。
 洗っている間中、犬の体を隅々まで触って撫でて、どこかに異常がないかも確かめる。胸や腹、そして四肢、首元や尻に尾っぽ。身体のどこにも異常が無いのを確認するのは勿論だけど、体重から骨や関節、肉付きを確認し、指の間や耳の中、傷やマダニが居ないかも確認する
 特に今回は、前日にアリスが道路に寝ている時に、宅配業者の自動車に前足を轢かれたので念入りに調べた。轢かれた直後から様子を見ている限り、幸い問題になるような大事にはなっていない様だったので一安心ではあるが。

 ついでに口の中も見て歯垢や口臭がひどくないかも確認している。もっとも口臭に関しては、わざわざ口を広げなくても、犬の顔の近くで顔を突き合わせて洗っていれば、特に意識することもなしに臭いを調べる事になる。口の中が臭ければ作業中に自分自身が非常に不愉快になるだけなので真っ先に気がつく事でもある。
 僕自身が一緒に裸になって洗っているから、どんなに犬が全身を振るわせて水や石鹸を飛ばしても動じる必要も無い。何をされても余裕を持っていられるから犬自身も悪びれる事も無いし、ちょっとは遊んでいるつもりになっているかもしれない。どうせ避けられない事ならば、お互いに楽しまなきゃね。

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