Pro と呼んで?


 先週、発表された「15インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデル」の事なんだけど「事実上分解は不可能」という記事が出ていたの目にして少しの間、考え込んでしまった事が有る。
 自分でメモリもハードディスクも交換する事は一切出来なくなってしまった機種。この機種を本当に「MacBook Proと呼んで良いのだろうか?」っていう素朴な疑問である。

 一番身近な例をとれば「カメラ」だと思うけれど、例えば「Pro仕様」と呼ばれる物が、必ずしも最高スペックとは限らない。それよりも、まずは「いかなる悪条件下であったとしても壊れない」事の方が重要だったりする。
 もし万が一壊れても、ちょっとしたことなら応急的な修理が出来るようなシンプルな構造だったり製品だったり、もし電池が無くなっても機械的なシャッターを搭載して撮影が続行出来る事の方が重要だったりする。一応、二種類の Proと冠の付いた製品ではあるが、本当にこれを「 Pro向けの機種」だと呼んで良いんだろうか、ものすごく疑問に思ったんだ。

 と、何やら判らないモヤモヤとした漠然とした疑問から、なんとか言葉に表現する事が出来たのかなって思っていたら、既に、同じような事を考えているいる人たちがいたらしい。
 確かに、選ぶのは我々、利用者なんだよな〜 だけど、どうなんだろう。実際のところプロと呼ばれる人々よりもコンシューマーと呼ばれる人々の方が遥かに多いんだよね。

 どうやらこの「15インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデル」というコンピューターは、重要なデータを本体内に持たない事を大前提に作られた最初の機種だとも考えられ、ネットワークが繋がらない世界での使用は想定していないのかもしれない。
 そして、そんな都市部でしか生活していない人々に特化されている製品なのだろうか。もし、そうであるとしたら、これこそ「Pro」とは呼ばないで単なる無印「MacBook」と呼ぶべき製品なのでは? とも考えてみたりする。

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2 Responses to Pro と呼んで?

  1. gen59 says:

    なんか違和感を感じていたのはそういうことだったのか!

    • tatckun says:

      gen59 さん コメントありがとうございます m(_ _)m

       この記事を書いてから既に 2年近くが経過しました。今、改めて回りを眺めて見ると、あらゆるデータをネットワーク上に保存し、さらにクラウドへの依存状態が進んでいるような気がします。

       プロと呼ばれる人も二極化しており、このマシンは大多数の都市部に住みその範囲内で移動しながら仕事をするプロ向けなのだと言えると思います。そして、おそらくは辺境に住む者へとして Mac proを提供しているのでしょう。そういった意味では選択肢を与えてくれている Apple社の方針は善良であるとも言えます。

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