アリス 7年齢

 今日、我が家の飼い犬「ありす」が 7年齢になる。これは人間で言う所の、およそ 44歳に相当するんだそうな。普通には中年と呼ばれる年齢なんで、まぁ実質的にも「おばちゃん犬」になってしまったって訳ですわな。
 正確な誕生日は不明なんで「お盆過ぎに生まれた」という母犬の飼い主さんの証言を元に、僕が勝手に 8月 20日に決めてしまったから、本当の所は 2〜3日前に既に 7年齢になっているのかもしれないんだけどね。

 今の所はとっても元気で食いしん坊な「おばちゃん犬」なんで健康面では太り過ぎに注意しながらの生活。
 ドッグフードも 7歳からはシニア犬の仲間入りなので、カロリー控えめの食餌に切り替えなくっちゃいけないらしい。日頃から食餌の量を加減して「おやつ」の楽しみも与えつつなので、残り何年を元気で居てくれるかは、それこそ「神のみぞ知る」だ。
 これから 10年も、お互い、ゆっくり、のんびり、普通に生きて行ければ良いかなぁって考えている。

 もしアリスが死んじゃっても「直ぐに次の犬を飼うから僕の方は大丈夫」と言い聞かせている。アリスは僕のコトなんか心配しないで、自分の寿命が来るまで「命あることに感謝」しながら謳歌してくれればいい。
 車やバイクの怖さもきっちり教えたから、そんな事はならないだろうけれども万が一、事故に遭った場合だって、アリスが苦しむだけの延命治療なんか絶対にしないし、もし手を尽くしても助からない場合には獣医さんに責任を被せるなんてしない。保護者である僕の責任として「安楽死」を選ぶ覚悟もしている。

 アリス程に飼い易い犬は二度と巡り会えないかもしれないけれど、その時はその時に困れば良い。アリスにだってトイレをなかなか覚えてくれなくて、実際とっても大変な思いをしたんだしね。その時その時の犬が持つ個性に手を焼きながら、それも楽しみながら犬と暮らして行ければ良いと考えている。だから、もともとの性格が攻撃的で凶暴な犬でない限り、あまり心配はしていない。
 犬に関して言えば「生まれはどうであれ、育ちが問題」となる訳で、そういった意味でも犬は育て方次第で善くも悪くもなる。全ての責任は飼主自身なんだと判っているから犬に責任を被せるなんてコトもしない。もし人間社会に合わせる事が出来なかったとしても、それは教えなかった飼主が全て悪く、犬に責任は無いのだから。

コメントを残す