パソコンで音楽を聴く


 先日買った雑誌の付録。想像していた以上に面白い製品で、連日パソコンから外付けスピーカーを鳴らして楽しんでいる。パソコンとの接続は、お手軽に USBケーブル 1本って所が素敵だ。
 宮崎市内にある大き目の 2軒の本屋に、発売日に探しに行ってみたが、どちらの店にも置いてなかった。仕方ないので 1冊だけ取り寄せを依頼してみたけれど、結局、週が変わって直ぐに「書店への配送分も無い」という連絡が来た。つまり、この手の雑誌はインターネットで予約していなかったら宮崎市内の本屋さんでは手にする事は出来なかったって事なんだろう。

 結論は「宮崎県みたいな日本の片隅に住んでいる限り、リアル店舗では手に入らない」って事。自分的には、移動用の MacBook Pro用と据え置き用の iMac用に、あと 1台は欲しかったんだけど、もはや「無理な願い」だな。
 唯一手に入れる事が出来た 1冊。もとい 1台。僕がこの付録で気に入ったのは USBコード 1本で外付けスピーカーを、築 30年を超えた木造家屋では近所迷惑になるほどの大きな音を出して聞く事ができる所が僕のツボにハマったって事らしい。お気軽に試せるからね。おかげで先週から、ほぼ毎日の様に鳴らしている。そうは言っても小心者の僕は近所迷惑になってトラブルになるのは怖いので、ちっちゃな音で、ささやかに…

 基板上に書かれた「Olasonic」って文字。これって実は、僕が先日買った iPod用のスピーカー「TW-D7IP」を出している会社。例の卵型スピーカーの会社である。ってことは元々から素性は良いんだよね。
 それでもスピーカーの効率が違うのか、それとも他の要因があるのかは判らないけれど、どちらも基本的には同じ様な回路を内蔵している割には、雑誌の付録の方が音が大きい様な気がするんだよな〜

 パソコンの方で少しずつスピーカーから出る音量を大きくしていくと、ある程度の所で音が徐々にひずみ始める。この性質はどちらの製品にもある。同じ理論の基板設計に根ざしているのだから当然の事だろう。
 どちらも USBだけから電源を得るバスパワー対応なので、元々 5V × 0.5A = 2.5Wしかない電力から、回路設計で 10W ×2を得ているだけだ。独立した電源回路を持つ専用アンプみたいに無尽蔵にパワーが在る訳じゃない。

 卵型スピーカーを持つ TW-D7IPには音量調節機能があるけれど付録の製品には無い。音の歪みを防ぐにもパソコン側で、あらかじめ DACへの出力を半分に制限しておけば特に問題になることは無い。
 後の微妙な音量調節は iTunes側で行っている。普通に聞いている分にはスライドの真ん中当たりかな。それでも大きいから日中は問題にならないだろうけれど、夜間にはかなり絞らないと顰蹙を買うだろう。

 片や卵型で面白い形とは言え、実質的にはスピーカーは 1種類に固定されている。片や、どんなスピーカーが接続されるのかは分らない。だから、それなりに考えて作られているだろうって事はアホな僕にでも想像できる。
 同じ様な 10W ×2の基板だと言っても、この小さな基板の中には一言では言えないくらい沢山のノウハウが込められているんだろう。 そりゃ、実際に基板を製造し組み立てているのは Made in China なんだろうけれど。こうして、どん欲な中国の技術者に日本の優秀な技術がドンドン盗まれて行くのだろうなぁ…

 実際の話、一度さぼる事、楽して金を得る事を覚えた労働者は、二度と低賃金で働く事を潔しとはしないからね。日本の技術者は、以前の様にガムシャラに働く事はないだろうな。今現在、老いも若きも全ての労働力の担い手となっている全ての世代において。
 学ぼうとしない所に技術は定着しないし、技術は常に活発な所に流れて行く。教えてくれない。言われていない。指示されていない。と、言い訳だけして自分の頭で何ひとつ考えようとしない輩には、新しい技術や新しい発想が下りて来る筈が無い。日本が技術的にも衰退するのは当たり前だとも言える。

 それを今頃になって技術流出を騒いだり、学力低下を嘆いても手遅れだ。日本の政治と教育を決めるお偉いさん達が、そうやって次の時代を担うはずの重要な世代の芽を教育の名の下でつぶしてしてしまったのだから。
 あるいは健常な身体と頭脳を持ちながらも有効に使う事もせず、悪知恵のみを働かせ「当然の権利のような顔」をして濡れ手に粟の「生活保護」を貪る怠け者達。

 もしかしたら、これは何十年も前から「日本を内側から骨抜きにする」為に、綿密に画策された陰謀だったのかもしれないけれど、既に起きてしまった事は二度と停められない。
 それにしても、これで得をしたのは、そして損をしたのは、いったい誰なんだろう。少なくとも、今の自分さえ良ければ、他の人への迷惑や、自分達の子や孫の代での苦労など気にも留めない、超・個人自由主義の行き過ぎた場所に住む「身勝手主事」を謳う人々達にとっては僅かに頭の片隅を過る事さえ無い出来事だろうけれども。

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3 Responses to パソコンで音楽を聴く

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