中華ラジオを買った(その 1)

PL390_silver
 一昨年から短波放送が聞ける小型ラジオを探していた。実は僕らの年代は中学時代に「ラジオの製作」等の月刊誌で BCLが大流行していた、ちょうどストライクゾーンなんだよね。クーガとかスカイセンサー、ジャイロアンテナ等など、日本製ラジオが一番華やかりし頃だった訳だ。当時の中学生のお小遣いで買えるわけは無いけれど…
 ところが今現在、残念ながら既に日本国内ではラジオという製品自体が壊滅状態になっている。探しても探しても欲しいと思えるような製品がない。気は進まなかったのだが、仕方なしに「中華ラジオ」から探す事にした。モノが短波ラジオに関してだったら中国製も、そう悪くは無いとの評判だったからだ。

 昔むかし、その昔。当時の僕にはあこがれの SONY製 ICF-SW1Sっていうカセットテープのケースサイズの高性能短波 PLLラジオがあったのさ。たしかラジオ単体でも 5万円以上もしたんじゃなかったかしら。オプションのプリアンプとか、アンテナキットなんかも含めたフルセットなんて、とてもじゃないが会社に就職したばかりのペーペーには買えなかったけど。まぁ買える頃には、既に興味を失っていたな。
 今回は、それを彷彿とさせる中華 PLLラジオの数々。正直言って色々と目移りして、どれにしようか決めかねていたのも事実。

 当初 OHM電機から出ている RAD-S800Nって機種を候補にあげていたのだけれど、これが単に中国の TECSUN社の OEM製だと判った。なるほど良識有る知識階級の人々が情報源として使用する場合を考慮すれば、短波ラジオの性能は高いのかもしれないと妙に納得した次第。
 だったら機能制限の無い同等機 PL-380の方が良いかなって考えていたのだが、どうせならと色々ネット上を探っていたら面白い機種を見つけた。

 結局、最終的に見つけたのは PL-398MPという SDカードを内蔵し MP3ファイルを再生出来る品だったんだけど、残念ながら録音は出来ないと言う。あらかじめカードの中に保存しておいた MP3ファイルを順に再生するだけという調べてみれば面白みの無い製品だった。
 だったら SDカード再生機能なんか無くても良いって思っていたら、前機種 PL-390ってのが有った。他と比較してステレオ再生ができるのは、この機種だけだったし、値段も Amazon価格では 6,000円台で大して変わらないなら、お買い得だと判断したんだ。注文した後で SDカードに録音できる、他社の中華ラジオ Degen DE1128を見つけたけれど、専用リチウム電池の評判があまり良い印象じゃ無かったので却下。

 決め手になったのは AM用フェライトバーアンテナのサイズ。ステレオスピーカー搭載となっているので他と比べてスピーカー 1個分の横幅が余計にある。そのお陰でフェライトバーアンテナのサイズも大きい事が判明したのだ。たまたま分解手順の画像を紹介していたサイトがあったので、これが決定打になった。
 だから僕の中では、ステレオスピーカーは実はオマケ。コノ手の小型ラジオに音質やステレオ効果など期待出来る筈も無いし、価格的にも良いスピーカーなど付けられる筈もなし。実際、分解写真で見るスピーカーは、はっきり言ってショボい。ま、音が出れば良いって程度だろう。事実、変な癖が無い分、少しマシな程度だった。

 特に面白いと感じたのは TECSUN社製のラジオは全て、充電池を使用した場合に USBを外部電源として接続する事で内部の単 3電池を充電する回路を装備している所だ。日本向け製品では意図的に外された部分でもある。
 このラジオ用に近所にある 100円ショップ・ダイソーで 1個 105円の充電池を買って来た。使用するのが 3本と中途半端な数だったからというのも理由だったりするが、なんとなくエネループを使用するには勿体ない気がしたからだ。それに容量が大き過ぎてフル充電までに時間が掛かるのも面倒な気がした。

 手元にあるエネループは 1900mAhで、ダイソーのは 1300mAh。エネループ・ライトよりも容量はあるし値段も安いから、まぁ良いかなって感じ。どうせラジオの中に入れっぱなしで使うのでエネループの長期保管機能は宝の持ち腐れになってしまう。それに mini USBケーブルなら我家にいくらでも余っているし、最近は USBを利用する充電器って iPodや iPadのお陰で数台はある。
 充電しながらラジオも聞けるっていうのは助かる。もっとも ACアダプターからの雑音が凄いから FMしか聞けなくなる。ちょうど寝る前に FMを聞きながらスリープ・タイマーを使い、寝てる間に充電出来れば御の字かなって感じなので気にしない事にしてる。ありがたいことに地元の FM局であれば、ロッドアンテナを伸ばさないでも高感度でステレオ受信が出来る。

 ざっくりと 2週間ほど使ってみた感じでは、一晩の充電で寝る時 30分。起きた時 30分。さらに日中 1〜 2時間程度の使用で約 1週間は使用出来る様子。およそ 12 〜 15時間。仮にスピーカー使用時の消費電力を 300mwとすると、充電池 3本分 3900mAhの容量から 13hになる計算なので、大体そんな所だろう。
 予想値より短い時は、寝ている間だけでは充電池を満充電にできないからだろうか。あるいは消費電力がもっと大きいのか。これまでの所、毎週、火曜日の寝る前に USBケーブルを接続して充電する事にしている。他にも iPod nanoや iPod touch、それに iPadなんかもあるから交代で、ね。

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6 Responses to 中華ラジオを買った(その 1)

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