懐かしのラジカセ 2台

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 先日、大掃除と探し物のついでにポータブル CDプレーヤーを引っ張り出した時に、一緒に引っぱり出して来たのだ。 Panasonicの RX-DS05という電動ミニ・コブラトップ搭載 CDラジカセである。
 約 20年前に購入したラジカセで、我が家では唯一カセットテープを再生出来る装置だ。ここ 4〜5年間は全く電源も入れず使いもしてなかったんだけど、ちょっと思う事があって先日から復活させている。

 当時から、ヘンテコな顔にも似たデザインが少々不格好で不人気商品だったらしいが、フルレンジスピーカー搭載で割に音が良く低音も多少は出ていた。コレでも中々多機能で有用な機種だったが、さらに日本語表記だったので初心者にも使い易い様に感じたのだ。
 ずっと放ったらかしにしていたから、物凄く埃を被っていたので年末大掃除のついでに表面を化学雑巾で拭いた。僕は煙草を吸わないから筐体は割りと綺麗。確か 1995年の 3月に購入したので、かれこれ 20年近く前の製品だ。

 購入動機は、友人の娘さんで小学 5年生の頃から知っていた子が希望の大学に合格した時、お祝いにプレゼントしたのと同じ製品である。合格祝いに何が欲しいかと希望を聞いたら「男の子が持つような黒いラジカセが欲しい」と言われたので、この製品を選んだ。
 時期的に、たまたま年度末の「決算大売り出し」で安くなっていた事も理由にあるが、あまりの多機能さに、ついつい欲しくなり、自分の家でも妻だった女性のために CDやカセットを気軽に使える分として買った。当時の我が家には、カーオーディオとマガジンを共有していたパイオニア社製の 6連奏 CDチェンジャーをステレオ AVアンプにつないでいたので、お気軽という訳には行かなかったのである。

 動作確認をして見たら、電動コプラトップは何の問題もなく開閉するが、さすがにカセットはまともに動かない。早送りと巻き戻しは正常に動作するが、再生しようとしても順方向にテープが回らない。オートリバースも怪しい。逆方向だけはテープの再生ができるので、全く聴けないワケじゃない。さすがに 20年も経てばベルトドライブのゴムは劣化して伸びるか切れるかするだろう、それは仕方ない。
 かつて高級オーディオ・コンポーネントで製品が存在していた記憶はあるけれど、廉価版のラジカセでダイレクトドライブ 3モーターシステム機構を搭載しているハズが無い。今更、ベルトが交換部品として手に入るとも思えないが、カセットテープ自体は製品として今も存続しているので代替部品はあるかもしれない。

 ラジオは AMも FMも問題なく聴ける。この頃の製品は、廉価版でも FMワイドバンド対応だ。当時はアナログ TVだったので 1ch 〜 3chの TV音声が聞けたからだが、先日ラジオを探してた時に気付いたのだが、今の国内向けの FMラジオにはワイドバンドに対応した製品は存在してない様子。これも時勢なのか。
 一応リモコンでも制御できる。一部の機能は、リモコンでしか機能しないから、これが無くなると困る。そう言いながら、実は搭載されている全ての機能を使いこなしていた訳じゃないんだけどね。当時から既に「日本製品は多機能だけど使い難い」との悪評だったのよ。後発の Apple製品に先を許してしまった根源は、この頃よりも以前から既に芽生えていたんだねぇ。

IMG_2183-001 我が家には、もう一台、捨て切れずに取ってあったラジカセがある。型番 MR-U4SFの通称サンヨーのおしゃれなテレコ U4って奴で、見ての通り赤色である。
 学生時代に卒研のために研究室に寝泊まりする様になった時、余りに静か過ぎるため購入した品で、日付によれば 1983年 10月。それこそ 30年以上も昔の製品だ。
 このラジカセは発売元がサンヨーだったからかもしれないけれど、当時としても珍しくピンプラグによる外部入力の Line Inと外部出力の Line Out端子が有った。
 さすがに「今でも完動品」と言うわけには行かないが 10年前まではポータブル CDプレーヤーの外部スピーカーとして使用していた実績もある。

 そして、どうやら、この頃から既に僕の『赤い色のガジェット』好きは有ったらしい。最近でも Apple Storeから Product REDの赤い iPod nanoや iPod touchを選んで購入してるって事は、いくつ歳をとったとしても好みは全々変わらない事を示しているんだろうな。

 当時、友人が今は無きダイナハのオーディオ・家電フロアでバイトしてて、そこで買った記憶がある。この製品を薦めたのは同じ寮に住んでいた友人で、音にはコダワリのある奴だったので参考にした。当時 CMでは女性向けパステルカラーで、横長の形状からイメージされた「ダックスフント」のマスコット・キャラクターが印象的だった。
 この頃から徐々にダブルカセットが主流になりつつあったが、あまりに横長すぎる形状がデザイン的に破綻している風に見え僕自身が嫌がった。卒業するまで半年間、寝袋と一緒に研究室に置きっぱなしにしていたから同室の連中以外にも便利に使い回されていた気がする。

 動作確認してみたら、こちらはカセットテープは全く再生しない。テープの巻き戻しはできるけど早送りが出来ないので、ベルトドライブ機構のゴムが伸びきっているのか切れているかだろう。ラジオは聞けるけれど、ステレオなのに片方のスピーカーから音が出ていない。
 一応、小さなツィーターから音は出ているが、片チャンネルだけパワーアンプがどうにかなってしまったのだろうか。まぁ、いくらなんでも製品寿命だと思うが、これ迄ちゃんと使える間は捨てられないでいた。

 どちらも思い出が沢山詰まった製品ではあるが、既に高齢の両親が共にそろって健在で、そろそろ運転手として実家に戻らねばならない状況になって来ている環境下では、いざ引越って事になると何時迄もそうも言ってられない。カセットテープの再生部分が動かず壊れてしまったことを理由に、年が明けたなら両機種共に廃品として処分しようと思う。
 どうせ処分するなら、バラして中身を部品として取り出して残すって手もある。そういえば U4の方はアナログチューニングなんだから、バラせばバーアンテナとバリコンが手に入るなぁ。

 とりあえず来年早々の「燃えないゴミの日」まで 1ヶ月間、しばらく眺めて過ごすことにしよう。バラすかどうかは年越してから決めよう。

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One Response to 懐かしのラジカセ 2台

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