マダニの恐怖、到来…

 先日の土曜日 26日は「風呂の日」だったんで、久々に車で 15分の高岡温泉「やすらぎの郷」へ行って来た。IMG_2493 昨年、肩を痛めた直後の 11月以来だから、なんと 5ヶ月ぶりに行った事になる。今年は 2月も 3月も 26日に限って雨が降ったので、ワンコがダム湖の回りの 4kmの道を歩くのを楽しみにしてるんで行けなかったのだ。
 今月からの増税に伴い料金が 300円から 310円に値上げされ、無料だったコインロッカーも有料 10円になってた。もちろん湯上がりの楽しみだった珈琲牛乳も値上げ、食堂も値上げ、ありとあらゆるものが値上げ… (T^T)

 今回、ダム湖周辺を歩いている時は全く問題無かったのに、ワンコが高岡温泉の第二駐車場わきの草むらにもぐりこんだだけで 2頭共に鼻先や足先にびっしりとマダニを付けて来たのにはビックリした。
 南国宮崎と言えども冬の寒い時期ならばマダニも卵の状態で越冬しているし、秋口に孵化し増えた成ダニも大して活動していないから、犬がいくら薮の中に潜り込もうとも一向に気にする必要はないんだけど、さすがに 4月も末で連休も近くなると気温も高くなり、暖かいを通り越して暑くなる。それに伴ってマダニも活発になってくる。

 昨年は、国内でマダニを主原因とするウィルス性の感染症に因る死者が 6名ほど出ていて、ここ宮崎県内でも 1人の方が犠牲になっている。
 国内では過去 10年間にさかのぼって調査したら 53名の方が感染しており、なんと半数の 21名もの方々が亡くなっているとの事で、マダニによる感染症の恐怖は飼犬だけの問題ではないのだ。

 少し前であれば農作業の一環として季節行事とも言える民家周辺での「野焼き」が行われていた。おかげで人里近くではマダニの被害も皆無に近かったんだけど、近年は消防法とか作業者の高齢化や色々なしがらみ(口が達者なだけで莫迦な連中による言いがかりの様な不当な口撃•等)で住民総出で行なわれていた「野焼き」自体がとり行われる事が少なくなったらしい。
 と言うよりも、中止や取りやめになって作業自体が行われなくなってしまっているし、法令で一切の焚き火が禁止されているから、近年になって国内に於ける症例が顕著化し問題視されるようになった主な原因だとも考えられる。

 それにしても駐車場脇のちょっとした草むらに少し目をこらしただけで葉の裏に大量に発生しているのを目にした時には本当にビックリした。ただ草を刈るくらいではマダニは死滅しないから、草が伸びてくれば元の木阿弥になってしまう。
 ウジャウジャと沢山いる様子を目にしたら、すごく気持ち悪くなった…

 ワンコの身体に付いた、目に留まった 1mm程度のマダニを払い落としながら歩いていたら小雨がポツポツ降り出したので、あわてて車に戻り家にあげる前に玄関先で「フロントライン+」を滴下した。
 これは 24時間以内にワンコの体内に潜り込んで寄生したマダニを全て駆除する効果があるという。これから秋までの半年間、ワンコの身体を洗った後には忘れない様に必ず滴下しておかなくっちゃ、だな…

 実際にはマダニに咬まれたから即、危険って訳じゃ無い。僕らみたいにある程度の田舎暮らしや里山歩きの経験の有る 40歳代以上の人間は、既に体内に免疫がある可能性も高い。もちろん住んでる地域によっては抗体の無い人も居るだろうけれど。被害に合った方が割と高齢の方が多いのも、あるいは体力が落ちて免疫力が低下していたのかもしれない。
 一方 30歳代以下の若い人に感染者がいないのは、若い人はマダニが生息していそうな人の手の入っていない藪の中に入り込む機会が少ないからだろうと考えられる。彼らはオートキャンプ場とかに代表される、あらかじめ人の手の入った比較的安全な場所で疑似的な環境を自然だと認識しているから、そこにしか出かけないし…

Exif_JPEG_PICTURE 体験学習者としてボーイスカウトやガールスカウトの参加者だったら、仮にウィルス性の感染症に罹患しても自身が若く体力があるので、発症しないまま体内に抗体が作られる可能性だってある。
 おそらく昔から原因不明の症例として発症し犠牲者が出ていたからこそ、理由は失われて不明なまま何処の地域でも普通に「野焼き」が行われていたのだろうって思う。
 単なる「しきたり」程度の理由しか伝承されていなかったとしても、昔からの伝統にも無意味なんて何一つ無かったってワケだろうね。
 実際「野焼き」って「野に火を放つイメージ」が強いけど、炎が大きくなると危険なので出来るだけ炎は小さくゆっくり燃やし、もっぱら煙で燻す事の方が重要だって聞いた事がある。
 言うなれば、すごく大掛かりで原始的な「蚊取り線香」みたいなものだったらしい。それによって越冬中で潜んでる害虫の卵や成虫を焼き払い、逃げた成虫も煙で燻して殺虫する目的が大きかったんだと思う。
 また、そうしなければ田んぼのあぜ道に潜んでいる里山から人の衣服について移動して来た山蛭とかが田植え作業中等に、むき出しになった腕や臑に食い憑いて大変なことになってしまっていただろうから、そういった害虫の駆除といった意味合いが強かったのだろうと思うな。

(← 山蛭の画像は Web上から)マダニもそうだけど、もっと始末の悪い、物凄く強烈に血を吸う山蛭。
 以前、蛍を見に行った際こいつに足を 3ヶ所喰われたことがあるけれど、靴下が血だらけになってても本当に気がつかない。おまけに丸 2日間も血が止まらなかった…
山蛭の詳細はこちらを参照)(山蛭の対処法はこちら

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