音に違和感を感じたのは何故か?

CD1622CB そうそう「そういえば」ってんで、先日フッと興味がわいて調べてみた事がある。
 昨年 11月末に購入した BCL対応の DSP短波ラジオ TECSUN社製 PL-390のコトなんだけど…

 件の分解写真によると PL-390のオーディオ回路には「CD1622CB」という ICが使われている、とある。
 でもって「こいつは一体何者なんでしょうか?」ってググってみたんだよ。
 真っ先にデーターシートがヒットしたんで、おもむろにダウンロードして目を通してみたら…

 あぁ、なるほど。
 これじゃ音が痩せてると感じても仕方が無い。
 僕の耳も、あながち悪いだけでは無いんだなぁ…

なんて思った訳だ。

 グラフを見れ貰えば一目瞭然なんだけど「CD1622CB」というオーディオ用 ICは BTLアンプとしてスピーカー 1台だけを駆動していれば比較的マトモな特性を描くのに対し、スピーカー 2台を接続して使用すると高音域と低音域が大幅ダウンしてしまうという欠点がある様だ。
 周波数特性では、まるで「かまぼこ」か「釣り鐘」状とも言えるグラフを描いている。

CD1622CB周波数特性グラフ 対数グラフにしても基準線が判りづらく線の本数も間隔も異なると言う、いい加減な目盛しか打ってないから信頼性に欠けるけれど、このグラフから比較的まともとも言える部分を抜き出すと 100Hzから 10KHzの間だけとなり、ソレ以外の部分は -2dB以下になっている。
 人の耳では -3dBで半分の音量に感じると言う事だから僕の耳じゃ最大でも 180mW × 2のスピーカー出力に対して -2dBにもなれば全く聞こえないといってもいい。

 フラットな部分は、せいぜい 500Hzから 5KHzの範囲であり、これじゃ僕の様に大して性能の良く無い耳を持つ人間でも、はっきりと判る範囲だ。
 逆に、小さな音が聴こえなくなってしまう分、出ている筈の音が出てないと感じても不思議じゃない。
 これではオーディオ ICアンプの特性として「最初っから高音域も低音域も出ていない」と言った方が正しいってことになってしまいそうだ。

 折角ステレオスピーカーを搭載して使える様にしたのに、外部スピーカーとして使用したら逆に音質が悪くなってしまった。そういうコトらしい。
 どうせならケチらず IC 2ヶ使い BTL方式でスピーカーを別々に駆動すれば良かったのにねぇ。「残念でした〜♪ またどうぞ〜♪」って奴だな。(^-^;)

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