LUCY

 今月の映画の日は「ニキータ」や「フィッフス・エレメント」等の強くてクールな女性が主人公の映画を作るのが得意なリュック・ベンソン監督の作品である「ルーシー」を観て来た。ルーシー これは「キャップテン・アメリカ」や「アイアンマン」の中でブラック・ウィドウ役をやっているスカーレット・ジョハンソンが主演を張っているのだから、それはもう最初から期待するなって言う方が無理である。
 例に因って、かなりのネタバレを含んでいるので以下の閲覧は自己責任で御願いします。m(_ _)m

 まぁネタバレも何も、ぶっちゃけストーリ的には何も無い。ある女子学生が台北でマフィア絡みの事件に巻き込まれ、人として地上から消滅していまうまでの、たった 24時間の出来事を 2時間弱に凝縮した。ただ、それだけ。
 最初から最後まで息つく暇も無いバイオレンスの連続「ジェットコースタームービー」っていう感じだったかな。

Lucy-01 ごく普通の平凡な女子学生だったが、ある薬剤を体内吸収してしまったため、その影響で脳が活性化してスーパーウーマンに目覚めてしまった。エスパー並みに身体の細胞を変化させ、髪や目の色を自在に変化させるのは朝飯前、テレパシーやテレポートこそ使えないもののテレキネシスやタイムスリップまで出来てしまう。

Lucy-04 能力の解放に伴い徐々に人間性が失われて行くけれど、逆を言えば、人間性や個性などと言う物には大した意味なんて無いと言う事だったんだろう。
 個性とは単に脳の片隅の部分でドングリの背比べをしている様なもので、膨大な叡智の前では個々の人間性の区別など全く意味をなさなくなるって事を表現していたのかも知れない。

Lucy-03 人間の脳が全ての能力を発揮し始めると、人はエスパーになっちゃうのは良いとしても、携帯電話の電波が目に見える様になり、あまつさえ会話の内容までも読み取れる様になるってのは、何だかなぁって感じなくも無かった。
 飛行機の中で、まだそれほど能力が解放されていない状態で、彼女自身の軀が崩れ始める意味も、ちょっと理解に苦しんだ。後から補足的な説明シーンが有ったけれど、それでもシーン的には少し早すぎる様に感じたんだ。

 で、その結果と言えば、攻殻機動隊の草薙素子少佐と同じく「情報の海に溶けて個人を象っていた象徴でもある肉体の消滅」という形で決着を付けたらしい。

Lucy-02 正直言って、その幕引きは、かなり強引で未消化な感じがしたんだけど本当にアレで大丈夫だったんだろうかって心配になった。意味が分かった人って、どれくらいいたんだろうか?
 僕からしたら『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』のパクリ感が余りにも余りにもって感じで強過ぎたから、いっその事リスペクト映画って言っちゃった方が清々しいと思ったけどねぇ。

 しかも、脳の能力全てが 100%覚醒した人の情報量、その全てが小さな USBメモリ 1個の中に入ってしまうのは、なんとなく大きな矛盾を感じてしまったんだけど、ね…

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