XZ-10の長所を活かして

オリンパス XZ-10を買ったよ(その 5)

 オリンパス XZ-10の持つ長所の一つが、コンデジには似つかわしく無い「明るいズームレンズ」と言える。もしかしたら「これだけかも」って陰口も聞こえてきたり…xz-10-4 最近でこそ高性能コンパクトと呼ばれているカテゴリーで開放端で F1.8を持つコンデジは多くなっているけれど、望遠端でも F2.7を持つ物はそう多くは無い。最新機種ではどうかは知らないけれど、僕の判っている範囲では PENTAX MX-1の F1.8 〜 F2.5か,上位機種でもある XZ-2の F1.8 〜 F2.5の 2機種くらいなものだ。
 それに、例え一眼に用意されている単焦点レンズであっても 100mmや 135mmの望遠レンズの場合は、明るくても F2.0が殆どだし、一眼の標準ズームレンズの場合でも望遠側で F4.0を超えてしまう製品が大半を占めており F3.0より明るいレンズは数が少ない上にメチャクチャ高価である。我身の様な 50歳過ぎで定職にも就けないプー太郎では、おいそれと手の出せる品では無い。

 その点だけで言えば XZ-10のズームレンズは単焦点レンズ並とは言わないけれど、それに引けを取らないくらい明るいレンズだと言える。同じズームレンズで勝負したら負けていないし、逆に勝っているかもしれない。
 さすがに単焦点の 50mm前後の標準レンズが持つ F1.2等には太刀打ちできないだろうけれど、使い方に因っては「決して負けない表現力を持っている」とも言い切れるんだ。もっとも、それを生かすにも残念 ながら僕の腕前の方が付いて行かないけれど…

OLYMPUS DIGITAL CAMERA ズームレンズは ×1.0から ×5.0までの間を 17ステップで遷移する。ちょうど ×2.0の時で 51mmの開放絞り F2.2になるので標準レンズ的に使いたい時は、この辺りを使って写した時が距離感覚的に違和感が無くなるのだろうか。
 例えばズームを ×2.0に設定し、庭に咲いた花を近景、脇にいるアリスと小町を遠景にと、ちょっと極端な構成で同じ画面内に入れ iAUTOで撮ってみたところ F3.5の 1/500sの状態で、これくらいボケてくれる。
 この画像は撮影時に JPEG圧縮したものを、さらに縮小しているから細部は分らないだろうけれど雰囲気くらいは掴めるんじゃ無いかしら…

【 XZ-10 ズームレンズの焦点距離】
STEP 倍 率 計算値 設定値 35mm換算 解放絞り値 NDフィルター
  0 × 1.0  4.7 mm  4.7 mm  26 mm  F1.8  F5.4
  1 × 1.1  5.2 mm  5.2 mm  29 mm  F1.9  F5.7
  2 × 1.2  5.6 mm  5.6 mm  32 mm  F1.9  F5.7
  3 × 1.3  6.1 mm  6.2 mm  35 mm  F2.0  F6.0
  4 × 1.4  6.6 mm  6.8 mm  38 mm  F2.0  F6.0
  5 × 1.6  7.5 mm  7.5 mm  42 mm  F2.1  F6.3
  6 × 1.8  8.5 mm  8.3 mm  46 mm  F2.1  F6.3
  7 × 2.0  9.4 mm  9.1 mm  51 mm  F2.2  F6.6
  8 × 2.1  9.9 mm  10.0 mm  56 mm  F2.2  F6.6
  9 × 2.4  11.3 mm  11.1 mm  62 mm  F2.3  F6.9
 10 × 2.6  12.2 mm  12.1 mm  67 mm  F2.3  F6.9
 11 × 2.8  13.2 mm  13.2 mm  73 mm  F2.4  F7.2
 12 × 3.1  14.6 mm  14.4 mm  81 mm  F2.4  F7.2
 13 × 3.4  16.0 mm  15.9 mm  88 mm  F2.5  F7.5
 14 × 3.7  17.4 mm  17.3 mm  97 mm  F2.5  F7.5
 15 × 4.0  18.8 mm  19.0 mm  107 mm  F2.6  F7.8
 16 × 4.5  21.2 mm  21.0 mm  117 mm  F2.6  F7.8
 17 × 5.0  23.5 mm  23.5 mm  130 mm  F2.7  F8.1

 標準で NDフィルターが搭載されているのもレンズが明るいお陰で、例えば明るい秋晴れの晴天下に置いて F8以上に設定する必要が生じた場合に使用することで F2.8から F24まで絞り込むことができると言う事になる。

 明る過ぎて F5以上に絞り込む必要が生じた際には、おそらく光の回折現象によるボケが僅かでも生じてしまうだろうから NDフィルターを積極的に使用することでレンズ自体の持つ特性を充分に活用出来るハズなので、その分好い結果が得られることを期待している。
 この明るいレンズの長所を思いっきり生かして、イメージセンサーから生じるノイズが出来るだけ気にならない ISO感度 100 〜 400の範囲内で撮影する様にすれば XZ-10の欠点は、ほぼ目立たなくなると思う。

 だからこそ 1/30以下とかは無理に手持ちせずに、例えば 100円ショップに置いてある小型三脚や、ゴリラポッド等のアクセサリーを利用して素直に撮影すれば、ただえさえノイズの多くなってしまう増感、高感度に頼る必要も無くなるはず。
 最も長時間露光もノイズの元なんで万能ではないけど、その影響が大きくなるのは 1秒以上になる時だろうから、普通の撮影範囲内であれば気にする事のないはず、多分…

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