子猫、改め「スミレ」と命名

 先日手術した小町の抜糸予定日が実は今日だった。昨日、処方された薬袋の裏に書かれたメモに気づいて知った。僕は病院でカレンダーで示された時に勘違いして月曜日と思っていたみたい。天気予報で崩れる前に行ってこよう。ドッグランへは月曜日の午前中に出かける事にしよう。
 でもって先月上旬から迷い猫を保護して約 1ヶ月半が過ぎたが元の飼主は一向に見つからない。保健所サイト内、保護猫のページに投稿して 1ヶ月以上経つが、わずか 3日間の公開では誰からの問い合わせもあるはずも無い。

 小町を連れてった動物病院や近所の店先に貼ってある「探してます」ポスターは成猫ばかりで子猫の情報は無し。一応、猫事情に詳しそうな人に聞き回ってみても「心当たりはない」という話ばかり。
 近所で似た子猫がうろついているという目撃情報が出てからは、犬友や知人からも「捨てられていたのでは?」の意見が多数を占めるに至り、地区のイベントに連れて行くも、一様に「可愛い」と言うばかりで里親として名乗りを上げてくれる方も現れず、結局は保護した僕が引き続き子猫の世話をする事になってしまったのだが…

 我が家の一員として暮らす事に決めたなら、猫と正式に取り交わす「命の約束」の証に名前を付ける必要がある。いつまでも保護しているつもりで「子猫」と呼ぶ訳にはいかないからだ。
 我が家の命名規則に則り五十音順で「あ行」のアリス、「か行」の小町の次の子になる訳だから「さ行」の中から選ぶことになる。最初の1音目の母音を他の 2頭と完全に区別するために、子猫は今後「すみれ」と呼ぶ事にした。一部では「つみれ」とか「さくら」とかの方が可愛いという意見もあったのだが全て却下した。

 名前を決めてから病院に連れて行き、簡単な健康診断をしてもらった。「全ての歯が永久歯に生え変わっているし奥歯もあるから 7ヶ月以上は過ぎている。多分 1歳になった位の成猫だ」と告げられた。幸い体内に寄生虫も無く、特に大きな病気も無い様で、風邪クスリ用に液薬と点眼薬をもらってきた。
 体が小さかったのは、それまで満足に食べてなかったからでは無いかとも言われた。で、あれば最初の晩、餃子だけを食べてキャットフードに全く口をつけなかったのにも合点が行く。野良だった期間が長かったのだろう。

 僕らは「すみれ」が、あまりにも体が小さいから勝手に 3〜4ヶ月だと判断していたのだが、実際は既に成猫だった訳だ。そうなると近いうちに「避妊手術」を受けさせなければならない。また、お金が出て行く…

 犬も猫も同じ屋根の下で 2ヶ月近くも共に暮らしていれば、自然と仲良くなるのは不思議じゃない。
 例えば、雨降りで家の中でも冷え込むような寒い夜には一緒に寄り添って眠っていたりもする。
 小町も保護した当初の様に猫に対し困惑したりしないから、猫が勝手に小町の寝床のケージ内に入り込んでも追い出したりはしない。小町の背に顎を乗せ暖をとり眠る猫の表情が、既に安心仕切ったものになっている。

 さすがに、ここまでになると僕以外の猫好きの方に引き取ってもらうにも迷いが出る。種さえ異なる 2頭が折角、まるで親子の様な関係を築いているのに、これを壊したり取り上げたりするのは互いのためにも可哀想に思う。

img_4695 野良期間が長かったのか「すみれ」は基本的に家の中で排便をしない。今の所 1ヶ月半の間に洗濯機の裏で 3度、実家で 1度、車で移動中に 1度の 5回で、いずれも雨で外に出れなかった時である。
 外で済ませるよう「すみれ」にリードを付け排泄のため短い距離を 3匹を一緒に散歩をさせている。犬猫が一緒に散歩する姿は、近所ではかなり目立つらしい。

 コレまでに 2度、宮崎の家から脱走したことがあった。しかし、何れも我が家に戻って来た。
 1回目は雨の降る夜。それまで排泄してなかったので、犬の散歩と一緒に雨やみの時間を見計らって外に出た際、近所の犬に怯えて、どこかへ走り去った。
 何度か探しに出たが、その晩は家に戻ってこなかった。もしかしたら元の自分ん家を思い出したのかもしれないと考えていたのだが朝に犬の散歩で玄関に出たら、当たり前のようにヒョッコリと僕らの目の先に出てきた。

 2回目は晴れた午後。排泄のために外に出した時、その時はまだリードを未購入だった。後ろを振り向きながら、どんどん藪の中に入って行く。追いかけて捕まえようとしたが藪の中に入りこんで戻ってこなかった。
 その時は 2時間程度で片耳をケガして戻ってきた。近所を徘徊している、似た模様の大きな猫に「教育的指導」という奴をやられたらしい。それ以降は朝の散歩の際に一緒に外に出して、リードを留め忘れていた時も僕らが戻ってくるまで庭にうずくまって動かず待って居る事が多くなった。

 猫専用に軽くて細いリードを購入してからは天気の良い昼間は犬と一緒に屋外に出して「日光浴」をさせている。大概 2頭の犬の間に寝転んで一緒になって眠ていることが多い。
 短い距離なら犬との散歩にも着いて来る。見知らぬ人の声や影には用心して歩くのをやめてしまうので、その都度だきあげるが、慣れた人や家の前の道路、散歩の戻りであれば自ら進んで僕らの先頭を歩こうとする。少し大き目な 2頭の犬と小さな猫が一緒に散歩する姿に、道往く周りの人が驚いている。

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