ザ・コンサルタント

 今月の映画の日、友人と 2本を続けて観た。先ずは「ザ・コンサルタント」から…
 【あらすじ】
 田舎町のしがない会計士クリスチャン・ウルフに舞い込んだ、大企業からの財務調査依頼。 彼は重大な不正を見つけるが、なぜか依頼は一方的に打ち切られる。 その日から、何者かに命を狙われるウルフ。 実は彼は、世界中の危険人物の裏帳簿を仕切る裏社会の掃除屋でもあったのだ・・・
  年収10億円、天才的頭脳を持ち、最強のファイターでもあり、命中率100%のスナイパー。 本籍・本名・私生活、そのすべてが謎に包まれた会計士が、アメリカ政府、マフィア、一流企業に 追われてまで危険な仕事に手を出す本当の理由とは?
 以下ネタバレを含みます。

 主人公は「アスペルガー症候群」と言われる障害を抱えており、子供の頃から「人とは異なっている」事を理由に虐めに遭っていた。
 他にも何とか言ってて難しい病名は分からないけれど、簡単に言えば「自閉症」って奴である。
 母親は息子達と向き合う勇気も持たず放り出して逃げ、軍人だった父親は特異な息子が社会の中で一人生きて行ける様に護身を超えた戦闘術の訓練を施す。
 父の望み通りに特異な才能を活かし、数字に異常な執念とも言える才能を発揮した会計コンサルタントと、裏社会でも生き延びてきた格闘技能を身につけた。

 もしかして、自閉症の子供達は「健常者とは異なり個々に特異な能力を持っており、それらを活かすことで通常とは違っているかもしれないが、それぞれに社会生活を営むことができる」事を言いたいのか?
 うがった見方をしたら安易なステレオタイプ表現と感じ、危険な誤解を招きそうにも感じだのだが、まぁいいや。映画なんだもの「ご都合主義」は今に始まったこっちゃない。

 期待したアクションは少なめで、フラッシュバックする過去、現代での表と裏の顔、敵対組織と政府機関の動向、それぞれの立場を織り交ぜて物語が進むので、個々の話が多すぎて面白かったんだけど少々中だるみしてたかなぁ。正直、途中かなり眠かった。
 なんとなく物語の続きがありそうで無さそうで、微妙な終わり方だったので何か凄くモヤモヤした。
 裏社会の掃除屋として「ダーク・ヒーロー誕生秘話」とでも言う様な映画だったんだけど、最後に主人公を取り巻く人間関係全てパズルのピースの様にぴったりとハメてしまったので、実際の所どうなんでしょうねぇ。

 主人公の男性は、以前に観た映画でバットマン役をしていた俳優さん。その事に、最後になって漸く気がついた。雰囲気的に、いつも個人的な問題を抱えた、影のある役柄が多いような気もしないでも無い。
 その時もそうだったけど、アクションも最後でグダグダになってしまったので、もの凄く強い殺し屋の設定ではなくなる。人離れした強いヒーローじゃ無いって事なんだろうけど無理にとって付けた感もあって何だかなぁって感じなくも無い。どうせならダーク・ヒーローは最後まで強くあって欲しい。

 主人公の設定、信頼できる仲間、お互いに危険な仕事に従事している弟の存在。ハードボイルドな物語の設定は、今後もシリーズ化して色々と話を作れそうなんだけど、もしかしたら映画向きではないかもねぇ。
 全ての謎を回収した訳でもないし、全体的に前に観たナポレオンソロの話みたいな感じだったので、こういうのは連続テレビドラマ物の方がヒットする要因は高いのかもしれない、な。

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One Response to ザ・コンサルタント

  1. ピンバック: ドクター・ストレンジ | 僕と犬とMacと

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