車載用スピーカーを駆動 (その1)

 先月末 Amazonから車載用「ケンウッド(KENWOOD) 17cmカスタムフィットスピーカー KFC-RS173」を購入し、さらに「マーベリック★2個(左右)セット★17cmリヤスピーカー用レザーBOX(ブラックレザー) MBB-6.5」も一緒に購入した。
 以前に屋外でスピーカーを鳴らして以来、できるだけ能率の良いスピーカーを探していた。けれども今の時代じゃ家庭用スピーカーの中には全く見当たらず、辛うじて車載用スピーカーの中に幾つか有った。
 そんな中あえてコアキシャル・スピーカーを選んだのは異なる 2種類のスピーカーを同一軸に揃えているおかげでフルレンジ・スピーカーの点定位に近い再生をすると聞いた事があったから。

 折角なら一般的な 2ウェイスピーカーと同程度の周波数特性を持ちながらも異なる構成にしてみたかったのもあるし、実際に音を聞いてみたかった。買った直後に ¥100も値下がりしてたのが悔しいけど…
 車載ではコアキシャル・スピーカー本来の特性を活かしきれない筈だ。取り付け位置により直進性の強い中高音域が、どうしても真直ぐには耳に届かない。
 箱に入ってれば配置は自在。顔の正面に向けるのも可能だからスピーカーが持つ指向性を含んだ本来の再生音も、きちんと聴く事が出来ると考えた。

 尚 KENWOOD KFC-RS173の仕様は下記の通り。商品名は 17cmだけどユニット寸法図を見たら、こちらが本来の 16cmサイズだと言うのが判る。だから敢えて 16cmぢゃ無くこちらの 17cmサイズ表記の方を選んだ。

2ウェイ 2スピーカーシステム
17cmカーボンファイバー配合 PP振動板/25mm PEIバランスドドームツィーター
瞬間最大入力 160W
定格入力 35W
再生周波数特性 25Hz~30kHz
能率 92dB
インピーダンス
外形寸法 156W×156H×64Dmm
質量 0.71kg(1個)

 僕が初めてオーディオに興味を持った 40年前の高校生だった頃、このサイズは通称「ロクハン」とも呼ばれてて、当時からサイズの割りにバランスの良い音を出す事で定評もあり、音質の良い品が揃っていると言われてた。
 扱い易い大きさに適度な値ごろ感も手伝って自作者の間で人気が出て、国内外のメーカーから競って製品が発売されていたと思う。業界も活発で、今より数多くのメーカーが有ったからね。

 そんな中「少しでも良い音を」という事でコアキシャル・スピーカーは当時から色物扱いではあったけど、割りと評判は良かったんだ。
 何より、フルレンジ・ユニットを入れ換えるだけで 2ウェイを試せる手軽さが受けたのだと思う。

 最初、自分で箱を作る事もチョット考えたけど結局は面倒になってヤメた。手配したのは下記の商品。ロクハンを本当に活かしたければ、この様な小さな箱では無くタップリの容量を持つ大きな箱の方が本来の能力を引き出せるのだろうけれど…

【商品内容】ブラックレザー  MBB-6.5

★ 2個で 1セットです。
★ 6.5インチ(17cm)用リヤスピーカーボックス 。
 各メーカーの 17cmのスピーカーが取り付けられます。
★国産メーカはもちろん海外製品の磁石が大きい商品も大抵入ります。
 しっかりした WOOFER-BOXと同じ工程で、同じ材料で作っているため音に歯切れは出ますし低音もしっかり鳴ってくれます。
★上面部に穴を開けて2WAYのツイターを乗せることもできます。
工夫次第で色々な使い方ができるし 17cmでもしっかり作ってあげれば、かなり低音はしっかり出ます!

■ 商品サイズ 高さ205mm × 幅230mm ×(上120mm+下210mm)
■ 材質(12mm厚のファイバーMDF)
■ ホールサイズ(142mm)
■ ホールサイズ 50φ × 75mmのポート付
■ 裏面に配線に便利なターミナルがついております。
■ 防振用に綿も入れてあります。

 少しでも能率の高いスピーカーを選択した理由は、そもそも手持ちの D級パワーアンプを使い屋外で鳴らすため。アンプ出力に限度がある以上、より大きな音を出したければ能率の高いスピーカーを選ぶ他に方法は無い。
 もちろん室内でも鳴らすけど机上でパソコンの隣で鳴らすには音が大き過ぎる。現状は能率の低いスピーカーでも音量的には十分。多分 1m未満の至近距離で聴いているからなのだろう。

 数ある能率 90dBを越える車載用スピーカーの中から、安価な上に比較的ネット上でも評判の良い製品を選んだ。ケンウッドなら古く TRIOから続くオーディオメーカーなので素性は良いと思う。自社製とは思えないので何処かの OEMなんだろうけど。或いは JVCからの内部調達か?
 その根拠は、単純に「周波数特性図」が何処にも見当たらないから。自社製造品ならば当然測定している筈だし、シリーズ化する程の定番製品ならカタログを賑わすためにも自信たっぷり掲示するだろう。現に Pioneerや他社は、同クラス製品の特性図をサイトやカタログに掲載している。

 さすがに僕の手の届く範囲内には 95dB、ましてや 100dBを超える製品は見つからなかった。僕が高校生の頃は 92dB以下では効率が悪過ぎと言われ 98dB前後で普通というか当然という風潮だったんだけどねぇ。
 その頃から徐々に 100dB前後のスピーカーが無くなったのは市場が管式 A級アンプから終段トランジスタを使った AB級の大出力アンプに移行していた時期だったからだろう。「玉は時代遅れだ」とか言ったりして。

 それに伴い大電流に耐えるトランジスタ使ったアンプを一般家庭で再生するには音量が大きくなり過ぎ、アンプの持つパワーを活かす事が出来なかったのだろう。当然メーカー側の思惑もあったろうけれど「パワーこそが正義」と言わんばかりの風潮もあって、それを市場が求めていた訳だから一概に悪いとは言い切れない部分もある。
 皮肉にも、その流れを作ったのは 100%、当時の雑誌掲載された提灯記事の責任だろうと思う。今は真逆のことを平気で掲載しているから、ちゃんちゃら可笑しい。それに乗せられて踊る方も如何かと思うけど、ね。

 当時は受験以降、父親に BCLを禁止されラジオから少しづつオーディオの方へ興味が移っていた時期だったけど、どっちにも興味があったなぁ。憧れていたけれど、当時の高校生がもらえる小遣いの範囲内で手が届くはずもなし。ず〜っと我慢してた。2ヶ月間も使わないで我慢して貯めて、やっと LP 1枚が買えたんだから。
 単純に僕の場合、踊りたくても踊れなかっただけ。今でも「無い袖は振れない」現実は当時から全く変わらない。自分の中で準備が整うまでは「我慢する日々」と言える。まぁ、その時間もまた楽しい訳で… (^-^;)

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One Response to 車載用スピーカーを駆動 (その1)

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