虐殺器官

 今月 1日の水曜「映画の日」を活用し「虐殺器官」を観てきた。なんか色々あったそうで、当初の計画より大幅に狂い、三部作の最初に公開する予定が一番最後になったと言う曰く付きのアニメ映画である。
 原作者「伊藤計劃」氏は 2007年、本作『虐殺器官』で作家デビューし、遺作『ハーモニー』を発表。 2年後の 2009年に 34歳に肺癌にて亡くなっている。
 尚これ以降ネタバレを含みますので参照は自己責任にてお願いします。m(_ _)m

 残念ながら早川 SF文庫から刊行されたと言う原作の方は読んでいない。ってか、最近は本自体を読んでいない。
 以前も日本人作家の作品がハリウッド映画化されているけど結局そっちの原作も読んでない。
 そういえば「ドラゴン・タトゥーの女」の原作も途中で放っているし、今更かもしれないなぁ。
 最初から最後まで、ほぼ殺人・殺人・殺人の嵐。思っていた以上に殺人が繰り返されるアニメだった。
 全編を通じ決してホラー映画では無いけれど、ここまで「スプラッタ」だと、きっと原作の方も読めないなぁ。
 虐殺をテーマにしてるのだから、ある程度なら想像してはいたけれど、想像以上だったというか…
 そもそも僕自身「スプラッタ」なシーンが少し有ってもダメだからホント、アニメで良かったと思うよ…
 既に計画されているそうだけど、本当にハリウッドにて実写化されたりしたら、恐らく観れないだろうなぁ。
 恐らく、この世界観は日本人にしか描けない。ここまで徹底的に非人道的な暗殺と暗躍する戦闘部隊は、原作者が日本人なら空想の産物という事で、どこか本当じゃないという安心感がある。

 けれどアメリカ人が原作者だったりしたら、軍隊経験を元にした本物っぽくなってしまうし、実際にアメリカって国が世界の警察気取りで、これまでにも何度も実行していそうだから、万が一にも本当の事件・等に触れてしまったら、それこそ怖い。
 最終的に主人公は「虐殺器官」を活性化させる「虐殺文法」を公開したのか否かは、今一はっきりしない終わり方だったけど多分、査問委員会場にて公開したんだろうなぁって感じだった。

 その後の世界がどうなったかは観客の想像に任せるような感じで映画は終わった。あるいは他の小説、もとい三部作の残り二作中で描かれているのかもしれないね。

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