机に乗るのか?

 LGエレクトロニクス・ジャパンから横幅、約 1mの IPS 4K液晶モニター「43UD79-B」が、今月 5月19日より発売される、とのこと。写真を見たら、とにかく「でかい」の一言。
 画面サイズは 42.5インチ。寸法はスタンド付きで(幅 × 高さ × 奥行)967×648×275(mm)とのこと。これって、どう考えても普通の事務机の上には無理だろう。例え置けても、顔の 80cm前にあるのは垂直の壁ですか?
 サイズ的には、ちょうど 21.5インチの FULL HD対応モニターを 4台、ぴったりと隙間なく組み合わせた時と、ほぼ同じ大きさになるらしい。フレームが無い分だけ少し小さくなるのかな?

 背面には入力用 HDMI×4、DisplayPort×1、USB3.0×2、USB Type-C×1、さらにヘッドフォン端子×1が有る。
 4台分の HDMIを直接入力できると言う事は、どうやら外付けの AVセレクタは不要になるみたい。
 設定で 4台分の HDMI入力を、それぞれ 1/4画面に分けて表示するのも可能との事。
 音声は 10W × 2のステレオスピーカーを搭載しており、音声は HDMIからの入力に対応。
 仮に IPSパネルの 21.5インチモニター 15,800 × 4台分としたら Amazonでの価格 79,920円(税込)は、考え方によっては意外と安いのかもしれない。
 尚、今なら、この値段で 4K液晶テレビも出ているし、なかなか良い勝負になってる気がするけれど、純粋に比較した場合どちらが便利に使えるんだろうか?
 応答速度やら何やらを細かく比較しなきゃ判らないモノかも知れないけど、ね。(^-^;)

 それにしても 42.5インチサイズの 4Kモニターが 8万円しないとは、ある意味とんでもない時代が来たものだ…
その内「有機 ELモニター」が一般化したら「壁掛け」どころか、テレビが「壁紙」になっちゃうんだろうねぇ。
 僕自身「良い時代になった」と言うより、ちょっと… 感覚的には「怖い」と言うより「呆れている」に近いか。ゲーム機や VRの時もそうだったけど、僕は個人的に映像自体に、それほどリアルさを求めてはいない。

 どうせなら「この目で見て、この手で触りたい」って言うのが本音かな。部屋でじっと画面を観るより、外に出て愛犬や愛猫と共に近所の川や海、丘の上や草原を吹き渡る風の冷たさや温もりを直に肌で感じたい。
 空気中に微かに溶けた花や潮の香りを鼻で嗅ぎ分け、茹だる夏の暑さや凍える冬の寒さを体の芯で感じていたい。春霞たなびく山、鳥のさえずり、虫の音、自分の目と耳、体全体。それこそ五感全部で感じていたい。

 個人的に、より大きな画面で映像と音を楽しみたいと考えれば「映画館」に出かければ良いし、自動車を運転したくないなら「タクシー」を呼べば済む、と考える古い体質の人間だ。
 何でもかんでも手元に置かなくても良いと考える様になったのは、おそらく僕自身が歳をとったから。それも理由の一つだろう。

 人生 80年、それくらいしか生きられないのなら、その制限のある中で体験できた「直に出会えた」数多くの人々や沢山のモノに感謝したい。
 これまでの出会いには感謝し、これから先に出会う機会には心から楽しみたいと思っている。

 年を経る事は何も悪い事だけじゃ無い。実際、僕自身にだって自殺寸前まで考えていた苦く辛かった時や、仕事が滅茶苦茶大変で徹夜続きの寝不足でフラフラになっても会社に行っていたし、ストレスから十二指腸潰瘍になって、もう少しで死にそうにもなった。
 それら全部を含めて貴重な体験をしてきたと、今は思う。それらが有ったからこそ、今の僕が居る、多謝。

 手の届かない遠い世界の涯じゃなく、自分自身の手が届く範囲の中で、より多くの体験を積み重ねてゆく事の方が実は大切だったんじゃないのかなと、オン歳 55年を過ぎた「おっさん」は最近は強く感じる様になったって訳だ。

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