スミレを初めて洗う

 連休明けの月曜日、朝からピーカンに天気が良かったのでアリスとスミレを同時に洗った。小さいからできる事、さすがに小町まで一緒に洗うのは無理、前みたいに風邪を引いて寝込んだらシャレにならない。(^-^;)
 アリスは先月洗ってから丸 1ヶ月経過後で既に慣れたものだけどスミレは 8ヶ月前に保護して以来、初めて洗った事になる。
 そもそも猫は体が濡れるのを極端に嫌がるものと聞く。大人しく風呂に入ってくれるかを非常に心配していたのだけれど、そこは「案ずるより産むが易し」の諺通り、二度ほど大声で啼いた以外には、小町の一番最初みたいに逃げ惑って大暴れする事もなく最後にタオルで全身を拭き上げるまで概ねジッとしてくれていたので非常に助かった。

 初めて身体を洗うスミレをアリスと一緒に風呂に入れたのは、アリスを洗っている様子をスミレに見せるためだ。普段からアリスは身体を洗っている間中、大人しくされるがままに半ば気持ちよさそうにしているから、その様子を見ていれば、多分スミレも少しは安心するだろうと考えたのだ。
 ぬるめのお湯をシャワーし全身を濡らした時に、あたかも虐待されているかのごとく物凄く嗄れた大声で啼いた。啼きながら窓伝いに僕の髭剃り道具一式を全て落としながら逃げ出そうとして、逃げられないのを観念したら窓際の隅っこで、ずぶ濡れのままアリスの洗う様を静かに眺めていた。

 幸い、こちらの意図した通りスミレをシャンプーで全身を洗っている間中は、とても大人しくジッとして大げさに騒ぎ立てる事は無かった。初めてにしては上出来で有る。
 洗面器にシャンプーを溶かし半身を沈め洗っている間中まるで全身マッサージを受けているかのごとく、両前足を淵にかけ半身を投げ出した格好で目を細めていた。

 うまくすれば、これでスミレも風呂好きになってくれたら良いのだけれど、果たして、そううまく行くだろうか?
今回の様子では、少なくとも風呂の中で全身を隅々まで触られるのは嫌いでは無い雰囲気なのだが…

 知らなかったのは、猫は身体が濡れたからと言って犬がする「ドリルみたいに身体を震わして水分を飛ばす」事は無いという事。一生懸命、身体を舐めてはいたけれど犬と猫では些細な仕草一つ異なるというのが解って面白い。
 僕にとって飼犬や飼猫を風呂に入れるのは、身体を綺麗に洗い汚れを落とすのと同時に、全身を隈無く触診する事で彼女らの身体に変わったところや異常がないかを調べる機会でも有るし、大切なスキンシップの機会でも有る。

 彼女らに僕の意図が伝わっているのか否かは判らないけれど、少なくとも身体から力を抜いてリラックスしている様子から、僕を信頼し安心して身を委ねているのだけは十分過ぎるほど伝わってくる。
 幸い 8日の月曜日は雲の少ない上天気。十二分に降り注ぐ初夏を思わせる太陽光で午前中にスミレの身体は乾き、午後 2時過ぎにはアリスの身体も完全に乾いていた。

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