飼犬の所作を知る方が早い。(その2)

 以前にも話題にしたが、僕自身は「躾」という言葉の響きが大嫌いなので「訓練」或いは「トレーニング」と言う様にしている。今までに学んだ事を何回かに分け、改めて纏めておく事にした。
 ちなみこの画像は 10年前の 2007年の物。まだアリス 1頭だけで、子犬も産んでいないし、小町もスミレもいなかった頃のものである。こうして改めて見直しても、さほど今も印象が変わっていないように感じるのは気のせいなのだろうか?

観察する事が基本。

トレーニングしよう(その6)

 そもそも群れて行動する犬の仲間達は、個々それぞれが互いに協調し行動するという基本理念を体の中に持っているから、己が群れのリーダとして認めた個体からの指示には素直に従うという性質がある。
 犬社会の基本は縦社会であり年功序列なのだが、同世代の兄弟姉妹間では適材適所で個々の性格により役割分担が決まる。例えば、アリスの子の 6匹の性格を見てて主に 3種類に分類され、それぞれに積極性と消極性が現れていることに気づいた。
 同じ親から同時期に生まれた兄弟でも、これほど性格に違いが出るものかと驚くくらいである。

 順列を決めるさまを見ていても、積極的にトップになりたがる子、消極的にトップになりたがる子、争うのが嫌いで逃げる子、争うのが嫌いでも売られた喧嘩は買う子、相手によって態度を変える子、協調性が弱く我が強い子。
 食事の仕方を見ていても、真っ先に寄って来る子、少し遅れて来る子、遊びに夢中で気付かない子、気づいて他を迎えに行く子、等々見事なまでにバラバラ、十人十色、もとい十犬十色である。それぞれの顔の作りや何気ない動作は良く似ているのだけど、ね。

 子犬それぞれに性格が違うから同じ様な状態でも、それぞれが取る鼓動に違いが出る。嬉しさや喜びを表現するのにも微妙に違ってくる。性格が異なり、受け取り方も違うのだから、それぞれに表現方法も変わってくるのは理解できるけど、どれほどに感じているのかは判りづらい。
 積極的に態度で示すような子は判りやすいけれど、消極的でおっとりした動作の子の場合は、表現も動作もおとなしい目だから普段から気付き難いし判り難い。気をつけて見ていなければ 1匹だけ食いっぱぐれたりしていた。

 同じ親から生まれた兄弟犬の間でも、はっきりとした違いが判るほどに犬にも個性がある。それぞれの性格にあった指導方、訓練を行わなければいけない。兄弟犬だからといって同じ手法は使えない訳だ。
 仮に、叩いても屁とも思わない図太い性格の子もいれば、怒鳴っただけでも萎縮し怯えてしまう子もいる。飼犬がどちらの性格かは飼主がしっかりと観察して判断しなければならない。

 訓練師や獣医師よりも飼犬の様子を、それこそ起きてから寝るまで見守ることができるのは飼主だけだ。誰よりも飼犬の様子を見ているはずであり、誰よりも飼犬の事を良く知っている筈である。
 逆に、何も知らないのであれば、犬を飼う楽しさや喜びを放棄していることに等しい。飼ってる意味も無いと考えてもいい程だ。

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