天気の子

 友人と火曜日の「二人の日の割引」を使い、宮崎県を直撃した台風 5号が通り過ぎたばかりの 8月 6日に、新海 誠 監督の最新作「天気の子(Weathering With You)」を観てきた。 内容的には、以前の作品と同じ様な感じで、年頃の男女の出会いを軸にしたファンタジー作品である。この路線は「新海 誠 監督の原作」である限り、今後も変わらない題材なのだろうなぁって感じている。

 友人は前作「君の名は。」のイメージが強く残っていたらしく「ちょっと期待していたより話がなんだかなぁ」って言っていたが、僕は「こんなモンじゃないの」って感じだったので、ちょっと二人の間でも温度差があったかも知れない。
 映像的には、前作では未体験だった分インパクトが強かったけれど、今回も確かに綺麗は綺麗なんだけど、以前のと同じ程度じゃ印象は薄いだろうし、話自体には特に捻りも無かったからイマイチって印象の方が強く残るのかなぁって感じた次第。

 僕的には、自分にとって「大切な人を大多数の幸せのために犠牲にする位なら、世界さえ変えてしまっても一向に構わないじゃないか」っていうメッセージ性を十分に感じられたから、良いなって感じたんだけど。
 今回も、音楽が要所・要所で良い意味で映像を補佐していたし、物語に厚みを持たせていたって感じがしている。テーマ曲も割と好みだったかな。

 惜しくらむは、天空でのファンタジー描写が今一つ短かったこと。透明な魚のエピソードを挟んだのだから、ヒロインが空へ消えた時やヒーローが追いかけて天空に登った時、それぞれに天空での魚群や龍が踊り狂い襲い掛かる描写がもう少しあっても良かったんじゃないのかなって感じがした。そこが少し物足りない。
 現実では、ちょうど県内を直撃した台風が過ぎたばかりだったから実体験と妙にリンクしてて不思議な感覚に落ちた。映画館を出てきた時に台風一過で天窓から射し込んできた陽射しと屋外に出て天空一面に広がる青空にドギマギしたものである。

 今作には、前作「君の名は」で主人公の一人「瀧」くんや「三葉」が友情出演していた。瀧くんは少し大人びた雰囲気ではあったけれど、夏服の学生服を着ていたから時系列的には「星が降ってくる前」のお話って感じだったのだろうか。
 って事は「言の葉の庭」で高校の先生が、まだ岐阜の田舎で先生をしてたのは、もっと前になる。その後で彼女も東京に出てきて長く雨の降りしきる中、公園の東屋で束の間の逢瀬を楽しんでいたって事になるのかな?
(それぞれ別々のパラレルワールドなんだから、そんな野暮は物語の中にも全く無いと分かってるんだけどね。)

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