やはりポメラは使い易い。


 文字しか打てない単機能であるが故の制限が実に快適だと言うことは、ある程度予測はしていたけれども、思っていた以上に快適であることを実感している。

 なんだかんだと欠点をあげて行けば切りがないのだけれども、その欠点を補ってありあまるもの。それが当初からの製品コンセプトの1つ「蓋を開けばいつでも文字が入力でき、蓋を閉じれば自動的に保存」される、その事につきる。データを失う不安から解放されているからだだろうか。
 最近ポメラで下書きしてからブログにアップする機会が多い。もちろんこの文章もポメラで作成している。最終的な仕上げや修正はパソコン側での作業になっている。それが快適だから仕方が無い。

 使い易さの一番の大きな要因は、電源スイッチを意識しないですむって事。そして文字入力までの起動が速い事。これが、この快適さを生み出しているのだと思う。後は入力時の快適さを向上してくれれば、まさに「鬼に金棒」じゃないのかなぁ。今の所、他に競合する製品が無い分「一人勝ち」状態になるんじゃないかな。
 どこでも文字入力が出来る。だからどこにでも持って行きたくなる。今は布団の中、枕元に置いた自作 LEDライトの小さな明かりの元で入力している。モノクロ画面が見やすいので本当にバックライト様々である。現在使っているエネルギーはエネループが都合 4本。暖房は、寝袋にくるまっての「自己発熱」だよ。(^-^;)

 ちょうど使い始めて約 1週間が過ぎた頃。きちんと測った訳ではないけれど感覚的には、ほぼ毎日 2〜3時間は使用している。長い時で 4時間くらいか。ところが今のところ電池交換のサインは表示されていない。
 いつでも思いついたときに続きを始めることが出来る。電源を気にする必要もない。電源コードがないことは気分的にも解放された感じがして、本当に自由であると感じる。

 あ、そうそう。結局「ローマ字仮名変換」モードで使用している。先日、久々にノートパソコンの OASYSキーを使ってみたけれど「指が覚えてる」っていうのは本当だ。使い始めたら直ぐに文章を入力する快適さを堪能できる。
 ただ、フル充電済みバッテリーが増設分も含めて 1時間半しか使えなかったから、ちょうど気分が乗って来た所で電源が落ちた。ガッカリするくらい使い物にならないんだけど。しかも膝の上にパソコンは、マジで重いよねぇ…

 ポメラを使ってて不思議に思う事は、電池の残量表示は何も示していないのにボタン電池の方が時々思い出したように点滅すること。本来はボタン電池が消耗したときに点滅するらしいのだけど、説明書には電池がある間は消耗しないし、約 2年の寿命があると記載されていたから、まだ「ボタン電池を交換する」ことを示している訳じゃなさそうなんだけど。

 インターネットで情報を検索してみたら、どうやら本体の歪みが影響してかボタン電池の接触が悪くなるらしい。作りが安っぽく感じてしまうのは、こんな所にも影響があるのだろうか。
 僕の機種も、ご多分に漏れず画面を開いた状態ではキーボードの片側が浮く。使う前に少し捻ればちゃんと机に着くので、キーボード側の剛性が不足しているのだろう。そういう不満は結構、あちらこちらで目にする。

 キーボードを支える金属の肉厚をもう少し増やすか、筋交いか補強材を入れてくれれば解決する問題のような気もする。それで数グラム増えるくらいは問題じゃない。あるいは、キーボード側だけ今の樹脂製から金属製にしてくれてもいいけれど。いずれにしてもとコストが増えるよね、たぶん。
 だけど今状の製品では、とても 4万円近くの価値は付けられないなぁ… いいところ 2万円台、それも前半位じゃないのかなぁって感じがする。だから僕が買った値段よりも、もうちょいと安くても良いんじゃないのって実際に買ってみて、そう思うんだから。

 だって値段の安い電子辞書の方が逆に丈夫そうに感じるんだから、どれだけ全体の作りがチャチイか容易に想像できるんじゃないですか? これじゃデータを失う不安より先に本体が壊れる不安の方が強いかも?? (^-^;)

 

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