令和 6年「夏蜜柑」の収穫

 父が植えていた「夏蜜柑」がたわわに実った。一昨年に初めて 4個実ったが、生前には一つも実らなかったのに…

 陽当たりが良くないのか年末の頃は、いくつも青い実が残っていたけど、ここ 1ヵ月間ほど待って、ようやく全ての実が色付いたので収穫することにしたのだ。

 一つだけ自然落下したと考えられる実(完熟したのか傷んでるのかは不明)も、誰からも手をつけられること無く綺麗なまま残っていた。

 夏に兄が帰省した折に少しばかり摘果していたけど、それでも枝がしなる程に実った。
 しかし、しょっちゅう庭に忍び込んでいる「カラス」や「ハクビシン」が一つも盗ってないって事は、実はかなり酸っぱいんじゃなかろうか。

 実を一つ残す。一般的に「木守り」とか言う慣習だったと記憶してるんだけど意味は良く知らない。
 残すんであれば本来、一番高い所にある「天辺に成ってる実」だったかしら。
 撓んで枝がネジれてたので取っちゃった。天辺の実じゃないけど、比較的大きくて傷の無い綺麗な奴を残したんで許してたもれ。

 収穫後、お礼の意味を込めて根元に「ボカシ発酵鶏糞」を撒く。俗に言う「お礼肥」とか言う奴である。
 今の時期だと「寒肥」って言葉もあるけど、確かあっちは庭木や薔薇とかの「木花」や「宿根草」に対する言葉だよね。 …良くは知らんが。

 無事に特大のが 27個、小中くらいのが 29個、合計 56個が収穫できた。
 保管する前に実を水で洗うのは、ちょっと躊躇われたので収穫したのを一つ一つ乾拭きして透明なゴミ袋に入れ、大きさ毎に 2つの段ボール箱に収めた。
 ビニール袋に入れたのは、実が自己放出する「エチレンガス」ってのが追熟に必要なんだとか。

 このまま 1ヶ月ほど冷暗室に保管するらしいだけど農協じゃあるまいし、そんな物は我家には無い。それでも家の中でも比較的陽の当たらない風通しの良い場所?(そうでも無いか、でも寒い所があった)に保管する。
 土蔵の中だと、なんとなく湿気が上がってくる様な気がして今回は避けた。今は冬だから夏の時期と違ってカビとかは生えないだろうけど、なんとなくね…

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